単板の場合 乾燥・湿気を 繰り返し 年数を累ねると劣化、木材が疲労を起こし割れ、クラックになるそうです。
逆によく出来た合板は、木層密度がキツくなり 実質的に単板に匹敵する材に化してしまうそうです。メーカー側も木を扱うなら
この結果は承知しているはずで、要するに メーカーは、2、30年後の音の響きは関係無く販売時の音の良さを商品価値としている。
ある実験所で 解りやすく説明されたのは 家を作った場合 合板の材木の階段は年数を経るにしたがいうるさくなり、
高価な単板(無垢)の材木は、年数を経るにしたがい音を吸収して静かになる。 これが高価な材木の価値ですと話されたそうです。
実際マーチンなんかのヴィンテージ物でも、ギターとしての寿命を向かえている個体も数々目にします。古いFGの鳴りの良さが判る気がします。