オーケストラの大規模化が極限に達し(ワーグナーの「ニュルンベルク」だかで110人!)、
ジャズで複雑な和音を駆使した音楽が飽和状態になり、
そういうとこにシンプルなロック、アコギ1本のフォークソングが受け入れられたのに通じるんジャマイカ
で、フォークブームの後にテクノが出たりと。
日本の場合、テクノやロック(日本の)が流行した後に、アコースティックなサウンドが受けたんだと思う。ある種の回帰。
ギターではないが、沖縄三味線(三線)や中国の二胡が妙に人気あったり(実際に弾く人は少ないとしても)。

オレはテクニックを否定したような、極限まで少ない音で、いかにギターを「語らせる」かを追求してる。
一音一音に魂をこめる、というとカッコつけすぎだが、どこまでシンプルな曲に迫れるか、と。
テクニックを追求しすぎると、逆にワンパターンになってしまう気がする。