>>201
(1)重さについて
 エレキバイオリン(サイレンとはYAMAHAの商品名なので)は、基本的には重いですよ。
  アコースティック:約500g
  YAMAHAのSV150:500g/SV200:600g・・・SV150は電池やプリアンプが別になる為軽い
  良くあるエレキ:700g
 700gもあると、疲れて大変です。600gでも最初の内はきついかも。
 「100gや200gしか違わないのに」と思われるでしょうが、体の中心から外れた所にある
 バイオリンを支える訳ですから、テコの原理の様に、重さの違い以上に影響が大きいものです。

(2)音について
 エレキバイオリンの宣伝に、アコースティックに近いとかありますが、ハッキリ言って別物と思って下さい。
 アコースティックギターとエレキギターなら良く聞く楽器なので、違う音がするのが分かると思いますが、
 特にエフェクターで音色を変えていないエレキギターとアコースティックギターの差以上に違う音色になります。

(3)弾いた感じの違和感について
 これも違う楽器という感じです。
 全くの初心者にしてみれば、バイオリン族の楽器として音の出し方に類似する所はありますが、
 アコースティックバイオリンは、「如何にボディーを振るわせる弾き方をするか」がポイントになりますが、
 エレキバイオリンは、ボディーは振るわせられません。(無いから)
 エレキでボディーを振るわせられない癖をつけると、アコが弾けなくなる。とうのも懸念されます。
 但し、アコに消音器を付けて静かに弾くのも、結局同様ですから、弾ける環境が無い場合は
 アコ+消音器でも、エレキでも似たり寄ったりなのかも知れないですけどね。
 理想は、音を出せる環境で、アコを消音器無しで練習する事でしょうけど。

(4)弾いていての楽しさ
 アコのボディーを振るわせた音、ボディーの中で反響している音を間近で感じながら弾くのは、
 とても楽しいものです。エレキだと残念ながらそれがありません。

長文失礼しました。