■ナイロン弦■クラシックギター総合スレ■part3
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0241210
2009/07/06(月) 22:52:12ID:85cFZzYz> 江部さんはDyansの10倍以上の編曲集を出版している。そんなに出版できるのは、
> どうしてか、答えはすぐわかるはずだ。
の答えが
> (中級程度)でも弾けるように、アレンジしている。だから取っつきやすい
と理解したがあってるかな?
CDがギターを弾く人も買うだろうし弾かない人も買うかもしれない「一般向け」の商品なのに
対して楽譜は基本的にはギターを弾く人しか買わない「ギター弾き向け」の商品。
「一般向け」の市場ではディアンス・武満が優勢だが「ギター弾き」向けの市場では江部さんの
圧勝ってことだよね?
> 江部さんは商業路線に乗って、易しめの編曲を大量生産
> 最初期の「華麗なるギターソロアルバム」だけは侮れない。
この部分100%同意。だが皮肉にも「華麗なる〜」はあっという間に絶版で、あなたが例に挙げている
「ひまわり」他の名アレンジは現在入手困難だが、大量生産されたやさしめのアレンジは版を重ねて
今でも楽器店に並んでいるね。
「一般音楽ファン」の市場と違って「ギター弾き」の市場は初心者〜中級者〜上級者とレベルが
上がるにしたがって人数が少なくなって行くピラミッド型の仁高校生になっているから、楽譜の場合
音楽的に優れたものが必ずしも商業的に成功するとは限らない、マジョリティにターゲットを合わせて
難易度を設定しないと版を重ねるほどのヒットは難しいと思うね。
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