>>822
グラハムボネットと言う横山やすしによく似たボーカリストがいました
彼はオーディションでジョーリンターナーらを蹴落としてレインボーという名のボーカリストに納まります

レコーディングやPV撮影が終ってツアーに出た時の事です
目立つのが大好きでサービス精神旺盛な彼は前に出てガンガン歌いました
観客の目もそんな彼に釘付けです
やがてリッチーのギターソロが始まると観客興味は一斉にリッチーに行きました
頭に来た彼は観客にマイクを通して言いました「おいおい待てよ」と・・・
コンサート後に彼はリッチーからこう告げられました。「お前クビ」
そして彼の後釜には以前オーディションで破ったジョーリンターナーがついたそうです

レインボーを首になった彼はアルカトラスと言うバンドを作りそこに
イングウェイマルムスティーンと言う腕の立つ若手を入れました
自分が王様のバンドを作ったはずなのにステージに立つとまたレインボーの時の繰り返しでした
頭に来た彼はアンプからギターのシールドを抜きました
リッチーと違って相手は血の気の多い若者です
彼は観客の前で機材にその身を叩きつけられて
スタスタと立ち去るイングウェイの後姿を
呆然と見送る羽目になりました

そして彼はスティーヴヴァイと言うギタリストを・・・・・