現実的な話、ポップスのレコーディング現場で求められるのが殆ど指弾きの音なんだろな。
故・青木氏が「一応現場にはピックも持っていくけど、殆ど要求されない」って言ってたし。
プロデューサー視点で音のバランス考えたら、ポップス作るのにあまりピック弾きの
トレブリーな音は欲しくない、という事ではないでしょうか。ジャズ、フュージョンも当然同じで。

ロックだったらピックの音を要求される率も上がるだろうけど、ロックって大概バンド編成だから、
バンド内のベーシストが弾けば済む訳で、結果「腕利きセッションマンに対する要求」としては
指弾きの需要が圧倒的で、結果「指弾き=上手い、ピック=下手」というアホらしい固定観念が
形成された、と推測してみました。いかがでしょう。