【演奏】基本を知れ!【録音】
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2008/05/29(木) 02:51:39ID:nQPh54vK次に鍛えるべきは音感。
ここではコードやテンションノートに対する音感を意味する。
例えば、楽器のできないVoが突然「この曲をカバーしたいんだ」と持ってくる。
当然、コード譜も何もない。あるのは音源だけ。
こんなときに、コードを拾うにも音感があるとないとでは、大きな差がでる。
気まぐれなVoでその場で上手くできないと、やっぱり止めようと言い出しかねない。
スタジオ代もばかにならない、コードを拾うのに時間をかけるわけにいかない。
そんなときに、音感が鍛えられているメンバーが主導すれば上手くいく。
曲を初めて聴いたとき、どのようにコードが進行してるか、
まずは、コードのルート音をとることから始める。
でも、ただベース音が分かっただけでは、曲は弾けない。
ベースに対してどうコードが乗っているかを判別する必要がある。
メジャーかマイナーかセブンスか、テンションが付いているかどうかなど。
その他にも、Voにキーを2つ上げてくれと言われたとする。
そのとき譜面やコード譜を書き直してるヒマがないとする。
キーがどう変わっても即座に対応できるほうが、
セッションはスムーズに進むことになる。
この場合、ローマ数字で度数を表記したコードタイプを覚えるのが有効。
例えば、I△ VIm IV△ V7 のようなイチ・ロク・ヨン・ゴー循環コード。
(△は単なるメジャーコードを意味する)
これはキーがC なら C Am F G7となる。キーがF なら F Dm Bb C7となる。
似たようなパターンとして、IV△ V7 I△ VIm のように変形している場合も、
キーがA なら D E7 A F#m となる。キーがD なら G A7 D Bm となる。
つまり、「今、何度の何のコードを弾けばいいか」を実際のコードに置き換えられれば、
キーがどうであれその曲を把握できていることになる。
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