>>247
業界には器用貧乏が多いというが、果たしてそうだろうか。

古い時代においては、エレキギターを巧く操って録音できる人材自体が少なかったからそれでもよかった。
だから、器用なだけでも重宝された。
現代では、高価なレコーディング機器を専門家が操作せずとも、
ボスのエフェクターとかでも十分いいサウンドが録音できる。
したがって、それが出来る人材も世界にごまんと存在するようになった。

器用に何でも弾くタイプのスタジオミュージシャンというのがもてはやされていた時代もあった。
現代では、スタジオミュージシャンでも個性を売りにする時代だと思える。
横関のような考え方も決して珍しいことではない。
松たか子と結婚した佐橋佳幸なんかも、彼にしか出せない音があるから、
小田和正や松たか子のレコーディングで重宝されるのだと思う。

とにかく、時代というのは変わるのだ。
美形アイドルがおもろいおばさんに変化したように、
昔の業界と今の業界も違うのだ。