トーンがひどくてフレーズセンス皆無でも、個性的であることの方が大事かもしれないね。
ジェットフィンガーの商品価値もそういうものだ。

いくらラリーカールトン風が巧くても、本当にラリーカールトンが必要なら本人を呼べばよいだけだ。
マーズボルタでも、ジョンフルシアンテ風ギターが必要な楽曲には本人を呼んでいる。
また、たとえ本人が使えない状況だったとしても、
ファンの多いミュージシャンはうまく雰囲気を真似できる人も多い。
ジャーニーなんかは、そうやって無名のボーカルをフロントに抜擢した。
ガスリーゴヴァンは、それと同じ存在だと思う。
エイジアにもぴったりであった。
まあ、こうしてなんでも器用にできるということは
それもひとつの商品価値ではある。