パンクの影響がないから駄目なんて言わないけど、
「チャーは国内トップレベルの視野の広さ」とか言われると
パンクすら通ってないのにー?と思っちゃうだけっす。
じゃあ、他に特筆できるような幅の広さがありますか?と言ってんです。

大村憲司はルーツのブルースロック、ベンチャーズシャドウズの他に
YMO以降の高橋幸宏との一連の仕事見てるとすごく80年代パンク以降の
ニューウェーブを真摯に受け止めて実践してるのがわかる。
あとウェスっぽいジャズギターはすごく美しいし。
石田長生は世界中を放浪しただけあってジャズ、ニューオリンズ、ブルースあたりの
垣根の無い独特のギタープレイはワンアンドオンリーだと思う。

森園が一番チャーとジャンル的にはカブるんだろうけど四人囃子からプリズムまで参加して、
昨今のブルースギターのプレイのすばらしさはたぶんチャーには無いと思う。
当然森園が弾けないようなスリリングでトリッキーなプレイがチャーにはあると思うから、
どちらの方が幅が広いとかは言えないと思う。
だから、そういう面でチャーと並んでる森園を幅が広いギタリストだとも視野が広いとも思わない。

でも、ここに居てる何人かのチャーファンは
「チャーは国内でトップレベルの視野の広さとジャンルを超えたプレイの出来るギタリストだ」って言う。
それが不思議なだけっす。