「黒い傘とアイスクリーム(仮)」

 なまぬるい空
 見上げて
 雨が降るような
 日が射すような
 どっちつかずの気分で
 黒い色の傘をいつも差してる

 アイスクリームが溶けて
 指を伝いながらしたたり落ちる

 わたしの帰るべき家は
 どこだっけ