白いテンシが舞い降りた 俺の目の前に
優しい言葉をかけてくる 瞳に俺を映し
だけど俺は非難をあびせ 後ろを向いて消え去った
ほほをつたう雫のすじ なんなんだよこれは

だれも だれも この心は 分かったりはしないんだ
だから 俺は 誰一人と 信じず生きてくんだ

バカだと思うヤツは 好き勝手にののしればいいさ
俺は何も感じないぜ 全然何も感じない

また俺に声をかけてきた あの白い天使は
何だってこの俺に 優しくしてくるんだよ
おれはアクマなんだぞ 悪い悪いアクマだぞ
お前みたいなテンシは 関わらないほうがいい

何も 何も 知らないくせに 知った風な口をきくな
うるさい やめろ もうしゃべるな また涙がでちまうだろが

バカだと思ったならば 好きなだけ笑えばいいさ
何だか全然分からねぇが 溢れて止まらなねぇんだよ

笑う声が聞こえてきた 白いテンシの
前を向けば文字の通り 笑顔

笑ったなこのやろう ああそうさ俺は泣いてるさ
お前のその優しさが 嬉しくてたまらないんだよ