「君が居た夢」
空想ばかりの景色 其処に立っているのは君
花々に囲まれて 表情も無く其処に居る
雲一つ無い青空 其処に浮かぶのは風船
ただ浮かんで上がるだけ
これは夢だったんだ 「君が居た夢」
全て嘘なのにどうして  失う事を恐れてる?
カラフルな世界 僕にはそれさえも白黒  
あんなに鮮明だったのに 今は白と黒の世界
何故なんだ? 何故悲しい?
現実はあまりにも理不尽で こんな僕を
傷つけて 傷つけて
メチャクチャにする―――

息苦しくて悲しくて
矛盾だらけのこの世界  嫌だった
だから  手放した
それの何がいけないの?  僕の何がいけないの?
心に刻まれた時は もうとっくに止まってる  
白黒だったこの世界に だんだん色がついていく
もう遅い 君は居ない
僕は何故ココにいる?

僕の世界が
やっとカラーに見えてきた
それは「君が居た夢」
僕の世界は  もう夢が全て

なにもかも皆同じ これが現実
僕にはもう分からない