>>240
確かに私もそう思います。
デジタル処理をしているLPは、良い音響システムでも
それ程CDと変わりませんね。
古い表現で申し訳ないが、ウォークマンが登場してから
音楽は部屋で聴くより、屋外で手軽にヘッドホーンで聴くと言う
需要が増えてしまって、LPでもCDでもヘッドホーンで綺麗に聴こえるように
後でいじくりすぎているような気がします。どちらがいいかは、聴く方が判断すればいいのでしょう。

さらに野外での演奏は、必ずPAを通っていて生でもすでに作られた音を現場でも聴いているような気がします。
PAで音を増幅しすぎるので、会場でもほとんど生音を聴けるところは無いのではないでしょうか?
私も学生の時にホールで演奏したことがありますが、そのころはジャズの音をちゃんと出せるPAさんが居なかったので
返しだけをもらって、ベースやギターもアンプからだけにして本当の生音で全体のバランスをとった経験があります。

小さなライブハウスで録音する時は、その場所で良いと思われるようなセッティング
だけをして採ると、ライブ感がそれほど損なわれませんが、PAを通した音を
ラインで採るとか、録音後にバランスを取ろうといじりすぎると変な音になるような気がします。

昔の音がLPのほうがいいと言われる所以は、後で触れないから採る時にベストな配置
で採ろうとする録音者と、貴重な録音機器を使って取り直し出来ないという緊張感から生まれているような気がするのです。

 長文失礼しました。