あそこの病院は、患者一人に対して職員が二人いる。

院長は、外科手術でもなく、投薬でもなく、会話を使って
患者の心に入っていく手法を実践している。

会話(ロールプレイ?)をベースにした画期的な治療実践場。

だた、これだと政府から多額の資金が出ていたり
諜報機関から、院長に謎の相談事があったりする事の
説明がつかない。

洗脳実験も行われてたとすると、しっくりいくのだけど・・・


小説はまだ読みかけですが、ドロレスと主人公の間に
子供がいないって内容の、主人公の独白がありました。

なぜ君は先に火で死んでしまったんだ。この先、君との間に子供を作ったかもしれない。
君がつくるしわを見たかった、いっしょにずっといて、ともに老いて行きたかった・・等。


記憶のすり替えは、主人公が行ったのか、それとも
病院側の介入もあったのか、よくわかりません。

院長の標榜する、
会話型の治療=記憶の一部改ざん=洗脳
なのかなぁ。