R1のDVD買って封切り以来久々に見直したんでこのスレに来たんだが
なんか荒れてるんでびっくりした。
漏れは前に見た時にお話はないってことがわかってたから逆に映像美に集中して
雰囲気を愉しんだよ。初見のときより愉しめたくらい。

求心的なストーリーを求めちゃうと確かに物足りないんだろうけど、
漏れは「もののけ」で自然と人間の共存の問題とかちょっと食傷した気分だったんで
逆に千尋が新鮮だった。まだこんな引出しがあるんだなあって感心したんだけどね。

ルーズな展開もなんか宮崎駿の無意識の混沌を見るみたいで圧倒されるよ。
ガイシュツだろうけど、穢れの神様が薬油に漬かってきれいになるところとか
見ているこちらの魂まで浄化されるようだし。こういう分析不能な変な映画を
もっと作ってほしいと思ったね。