2006年５月から１６年１月にかけて、広島市内のアパートに侵入するなどして女性にわいせつな行為を繰り返していたとして、

６件の事件で強姦や強制わいせつ致傷などの罪に問われた広島市の無職、古賀弘道被告（31）の裁判員裁判の論告求刑公判が８日、広島地裁（入子光臣裁判長）であった。

検察側は「欲望のままに複数の被害者を襲った悪質な犯行」として懲役9年を求刑。

弁護側は「凶器などを用いず、結果も重大とまではいえない」と主張し、比較的軽い量刑を求め結審した。判決は１０日午後４時から。