>>972
正確に言うとそれは違う。
くろりんとは暗黙の了解的に席の交換(説明すると長くなるから詳しくは聞かないでくれや)とかしてたし、
俺はくろりんのいないところでくろりんが好きみたいな事は言いまくってたような気がするんで
それで周囲もくろりんと俺を引き合わせてくれてそうな、そんな雰囲気はあった。
例えば俺が何かしてた時、くろりんが友達に押されて俺の所に一人投げ出されたり、
つまり、くろりんの友達がくろりんと俺を近づけようとしてからかったりしてたねんなー!(くろりん友達GJ!)
そしてそんな何かむず痒い、そんなスゥィートなやりとりが繰り返されていたとある某日、
くろりんは、俺がエヌエスワンを停めていた駐輪場のすぐそばの校舎の窓の所で何故か一人佇み、
こちら(私の方)を覗っていた…。
バイクを停めてた所とくろりんの距離は3mもない。
そんな所に何故か佇んでいたのだ。
こっちを向いた状態で…。
あの時の様子はまるで、「私に告白してくれないの?」というような目だった…。
そんな様子でこちらを見てたのだ…超憧れの女性くろりんが…!
でも俺は…当時から女性に対しては臆病で、ビビリでへタレだったし、
しかも相手がくろりんという、超憧れの、恐いくらいに美し過ぎる女性であったのだ、
私は告るどころか、チビリそうになっていたという事は言うまでもない…。
でもチビッてヘタリ込んだりでもしたら、くろりんの前で超恥掻いて軽蔑されて嫌われてまう…。
だから俺は兎に角平静を装い、くろりんはそこにはいないんだ!と必死に思いながら帰ったのだ…。
でも今にして思えば、あれは間違いなく告白を待っていたくろりんだったね…。
でも俺も急過ぎてそんな告白なんて出来る状況ではなかった…。
でももしあそこで告白していたとしたら、間違いなくくろりんと交際⇒大恋愛⇒結婚⇒今頃は幸せな所帯も築いて大隆盛!
こういう超ハッピーな家庭が約束されていたのに・・・。(つづく)