昭和40年代の永井豪の斬新さ、得体の知れないパワーは今振り返っても天才的だったな。
あばしり一家など、ていねいに見返してみるとS44年の連載冒頭から、きわめて現代的な絵柄と構図を
天性の勘どころでダイナミックに展開している。まさにプロダクション名の通りだが。
ある意味、最も幸福な漫画家だったかもしれない。楽しんで仕事してたのがよくわかる。