【戸建の町内会の話 @】

リタイア後に、
憧れ地に転居購入した築古は
政令市通勤圏の縁故知人ない小都市の駅裏、
ほとんどが築20〜30年の古い開発分譲地住宅。

20数戸の班全戸に、自己紹介とご挨拶の文を添えてタオルを配った。
情報が無いと、憶測に尾ひれがついて、必ず否定的に語られるものだからね。

当地では、新入居者には翌年に班長をさせる習慣というが、
事情を知らないのでと、5年間の猶予を申し出て、了解してもらった。
そもそも、一連の行事や運営を見聞きしないまま班長させるのは
班長を面倒な役回りとして、押し付けたいだけのことで、道理はない。

その5年間で分かったことは、最も古くからいる3人が、
昔からそうだったという言回しで運営や意志決定を牛耳り、
でありながら共同作業の時には何もせずさぼっている。

そこで、6年目に班長になった私は、班の改革に着手した

つづく