三越伊勢丹ホールディングスは21日、対象年齢や給付額を拡大した早期退職に173人の応募があったと発表した。

割増退職金など約43億円の関連費用を2017年4〜12月期連結決算に特別損失として計上する。

 高止まりしている人件費を抑えるのが狙い。子会社の三越伊勢丹の早期退職制度を見直し、部長級の対象年齢を2歳引き下げて48歳以上とし、退職金は最大5000万円上乗せする。現行の制度に基づく昨年の応募者は60人弱で、約3倍に増えた。

時事通信