● 懲りない役人がつくった
「1日30品目」と「食事バランスガイド」
http://www.mizuho-s.com/annnahanasi/ak114.html
世のお母さん方は
「たくさんの食品から、いろいろな栄養素をとらせなければいけない。
野菜も、肉も、海藻も、チーズも、牛乳も・・・・・・」
という強迫観念を植え付けられ、精神的に追いつめられていきました。

その結果、「自分にはとても無理」とあきらめ、
「食事でとれない栄養素は、サプリメントに頼ろう」と考える人まで出てきてしまったのです。

「1日30品目」は、食生活をよくするどころか、
以前より悪くなった人が続出する結果に終わりました。

ところが懲りもせずに、いまは農林水産省といっしょになって
「食事バランスガイド」なるものを提唱しています。
でも、組んだ相手が悪かった。

農林水産省は、
稲作農家、果樹農家、畜産農家、砂糖業界、精油業界など、
さまざまな団体と関係があるうえ、
小麦の輸入窓口も請け負っています。

それらの食品すべてガイドラインに入れないと
「なんでウチだけ外したんだ!」
と怒られてしまいます。

 
そのため、1日にとる食べ物の組み合わせと量のガイドラインといいながら、
「1日30品目」以上に「あれも食べろ、これも食べろ」のてんこ盛りになってしまったのです。

はっきり言いますが、こんなものは一切無視してかまいません。

日本人はむかしから、ごはんとみそ汁と少しのおかずで元気に生きてきました。
それを無視して国民を散々混乱させてきたのが、わが国の食生活改善運動なのです。

いまになってようやく、「日本の伝統的な食生活を見なおそう」といった意識が、徐々にではありますが出てくるようになりました。
でも、それは民間の話で、役人の意識はほとんど変わっていません。
これが「食」をめぐる日本の、この半世紀の流れです。