>>314のノルウェーの森の映画化について

村上春樹さんの作品で初めに読んだのがノルウェーの森だった。
一人暮らしを始めてから3年半の間、テレビの無い生活をしている期間中に読んだ。
(別に貧乏だったとか、NHKの受信料を払いたくなかったとかじゃないぞw。ただ本が読みたかったからテレビが必要無かった)

その頃の私は文学に恋愛(セックス)を求めて無かった。
学生運動もガンダム人気も理解できない、読んだ当時は22歳(かな?)の私には不向きな作品だった。
(巡り合わせが悪かった。小池真理子さんの「欲望」はいい時期に巡り合った)

本ってのは、書き手も読み手も内面を覗きこむようなものだとおもうんだよね。
例えば、恋愛したことのない人が恋愛小説を読んでも内面に響くものが無くてたぶんつまらないよね。
それでも、恋愛に対するイメージだけで何かを感じるかもしれないけど。同じ本でも恋愛経験の有り無しでは違った表情を見せる。

違う違う、脱線してるしww

商業的には、ノルウェーの森のような作品こそ映画化されるべきもの。
作品的には、そこまで詩的でもないから映画に不向きとも思えないけど。
単純に、受け手が世界観の破壊を恐れて映像化を拒否したくなる気持ちは分からないでもない。

寝起きだとこんなものかw
気が向いたら改めてレスする。