ちなみに、間違えたのは俺が年を取って耄碌したからでは無いと断言できる。
なぜなら、俺はガキの頃からこういうケアレスミスが多いからだキリッ

さて、
>>949で十干と十二支を分けた方が暗算なら圧倒的に有利だと言ったことを
例示しておこう。

例えば今年、2017年の日付の基準干支を計算する場合。
2000年の基準干支の丁巳に次の数をプラスするわけだが、

(17年×5日+[17年/4年])%60

まあ、答えは29だ。

ここまでは良いとしても、
丁巳が干支ナンバーは
丁(3)−巳(5)=−2 ってことで一の位が8の12の倍数は48
48+5=53。

ということで2017年の基準干支を求めるには

(29+53)%60

を計算しなくてはならない。
数字を見ながらであれば、29−7=22と出るが、
暗算だと結構やる気がそがれるしミスが入る可能性も高くなる。
暗算が好きで得意なら、さほど苦痛は無いかもしれんが
世の中、そんな人ばかりでは無い。
dann_ultra流は答えに至る複数のルートを持つことを推奨するものであると
同時に、もっとも暗算しやすいルートを探ることを是としている。
では、分けてやってみよう。

(17年×5日+[17年/4年])%10

なら9もしくは−1がすぐ出る。

(丁(3)+9)%10=丙(2)

また、
(17年×5日+[17年/4年])%12

(12年×5日+5年×5日+[17年/4年])%12
=(0+(24+1)+4)%12
=(0+(0+1)+4)%12

と変形できて
5 もしくは −7 とこれまた簡単に出て来る。

(巳(5)+5)%12=戌(10)

よって2017年の日付の基準干支は丙戌だ。

丙戌の干支ナンバーは

丙(2)−戌(10)=−8 
12+戌(10)=22

圧倒的に暗算が楽ということを
思い出して頂けただろうか