元妻美穂が妊娠していた。6ヶ月だ。逆算すれば相手は糞部長しかいない。
よって俺の関知するするところではない。
昨夜泣きながら美穂は俺に言った。「あなたの子」だと。その時期美穂は糞と不貞を
はたらき亭主の俺には指1本も触れさせなかった。俺の子であるはずがない。
美穂は産むと言う。私たちの子だから夫婦に戻って暮らしたいと泣き言を繰り返す。
「冗談は止めろよ。」俺はそう言って携帯を叩きつけた。携帯は粉々に飛び散った。

「もっと苦しめばいいさ、美穂・・・ざまーみろ!」