カゾクノキセキは、夫の病気が発覚したとき、頭の中が真っ白になり、
何も手につかなくなってしまったとき、それでも何かしなくてはいられなくて、
なんとなく書き始めた初めてのブログです。

私にとって、この「なんとなく」を感じるときは大抵行動した方がいいよ!ってときが多い。
そして、夫のこと家族のことをただ記録しておきたい、残しておきたい、という気持ちが大きかった。
更新し続けている今もやっぱり「軌跡」を記録しておきたい、という気持ちに変わりはありません。


だから、非公開でも良かったわけで・・・
というか、公開したところでアクセスする人もそんなにないだろう、と思っていました。

だから、初めてコメントを頂き、たくさんの勇気と励ましの言葉を頂き、
とても嬉しい反面、正直、ネットの世界ってすごいな、って驚いています。



さてさて・・・
夫は、「心無いコメントに一々反応していたら身がもたないよ、いろんな人がいて当たり前なんだよ」
って言うけれど、今日、会社のお昼休みにちょっと覗いてみたら、午後から仕事が手につかなくなる始末。
私は、コメントに一々反応してしまい、胸がざわざわしてしてきちゃいました。

「このブログ小説?フィクション?」
あらま。ブログでも言われちゃったわ。
・・・ブログでもというのは、私自身がリアルでよく言われるからです。

これまでの「ワタシノキセキ(軌跡)」を振り返ってみると、
なんでこんな人生なの?なんでこんなことが起きちゃうの?ってことばかり。
私は、ごく普通の女性で、ごく普通の主婦で、ごく普通の母親なんですけどね・・・

親しい友だちからは、「事実は小説より奇なり」「花も嵐も踏み越えて〜♪」などと
からかわれることもしばしば・・・

私の妹や弟からは、「お姉ちゃんの人生、小説になるよ」
「子どもたちのつぶやきを投稿したら」などと、なにか起きるごとに冗談を言われます。

私の人生の振り子が大きく傾き出したのは、成人してからだと自覚しています。
ざっとカミングアウトしちゃうことにしました。