「僕が新宿のこの高層ビルに事務所を構えた理由は、
 このすばらしい夜景を見ながらグラスに注いだアクエリアスを飲むためだった。」

「部活の練習で疲れて地面に座り込んでいたときに、あの子が持ってきてくれたのが
 500mlペットボトルのアクエリアスだった。まさか清涼飲料水が僕らの絆になるとは思いもしなかった。」

「雨の日に自転車に乗っていたら、濡れた路面にスリップして自転車から放り出されてしまった。
 あの時、コンビニの袋に入ったアクエリアスを片手にぶら下げていなかったら、左腕を骨折していただろう。」

「スーパーの特売日。ペットボトル商品が安売りされていた。アクエリアスだけは250円と値を下げていなかった。
 俺はアクエリアスを手に取り、レジに向かった。」

「祖父が危篤で家族は夜、病院に集まった。心配の面持ちの中、薄暗く人のいないロビーの椅子に腰掛けながら
 俺は自販機買ったアクエリアスを一気に飲み干した。祖父の脈が正常に戻ったと看護師が知らせに来た。」

こんなことでも書いたらいいのかね。