Last Album "Let It Be"を語るスレ

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/01(木) 23:25:22

解散前後のゴタゴタで意外とまともな評価をされていないビートルズのラストアルバムです。

Side-A
Two Of Us
Dig A Pony
Across The Universe
I Me Mine
Dig It
Let It Be
Maggie Mae

Side-B
I've Got A Feeling
The One After 909
The Long And Winding Road
For You Blue
Get Back

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/01(木) 23:27:01

まずどこのスレで恒例のやつでも

Two Of Us○
Dig A Pony○
Across The Universe◎
I Me Mine◎
Dig It△
Let It Be◎
Maggie Mae△
I've Got A Feeling◎
The One After 909◎
The Long And Winding Road◎
For You Blue○
Get Back○

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/01(木) 23:27:34

>>2
○どこのスレでも恒例
×どこのスレで恒例

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/01(木) 23:28:49

>>2
異議あり
> Two Of Us◎
> I Me Mine▲
> Get Back◎

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/01(木) 23:32:23

>>4
I Me Mineだめか？ジョンがいないからか？

曲としては◎なんだが、全アルバム中最も地味な始まり方だと思ったから。
そこらへんも考えて○にしてみた。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/01(木) 23:35:44

>>5
曲として凡庸な気がする。
それとこの曲を聴くとジョンとヨー子が踊っているシーンが印象強くて、なんだか好きになれない。
アビーの２曲と雲泥の差だ。
ちなみにFOR YOU BLUEも凡庸で好きになれない。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/01(木) 23:37:08

ジャケットはビートルズのアルバムの中で一番好きだ。
部屋にポスター貼るとしたら、これだな。
明日買おうかな。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/01(木) 23:39:31

>>6
確かにFor You Blueはインパクトにかけるよな。

俺の場合、映画のアレンジも結構気に入ったからかなぁ。I Me Mineは。
ま、あの画は別として。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/01(木) 23:43:56

Two Of Us◎
Dig A Pony◎
Across The Universe◎◎
I Me Mine◎
Dig It◎
Let It Be◎◎
Maggie Mae△
I've Got A Feeling◎
The One After 909○
The Long And Winding Road◎○
For You Blue○
Get Back◎◎

これが正しい

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 01:22:58

nakedについてはこちら。
レット・イット・ビー…ネイキッド　take12
http://bubble5.2ch.net/test/read.cgi/beatles/1074111188/

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 21:50:53

Nakedが出てから比べて聴くようになったが、なんだかんだでこっちのがいいんだよな。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 22:20:43

先週、自身の結婚式の退場の時にlet it beをピアノとバイオリンの生演奏して頂きました。
まじ泣きそうになった。(泣かなかったけど) 退場時だから最後まで聴けなかったのが残念！

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 22:24:05

ビートルズのアルバムの中では完成度は低いほうだとは思う。

没になったGet Backのルーズな感じのほうが俺は好きだったり。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 22:34:24

「I've Got A Feeling」はグルーヴ感あるねぇ～。
リンゴのドラムも粋でイイ！

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 22:41:47

なんだかんだで
飽きないアルバム

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 22:50:18

退廃的な感じが嫌い。でも掘れからレリビーの流れは素晴らしい。あの流れはレリビーの美しさをよりいっそう高めている。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 22:52:19

実際フィルスペクターのアレンジが無かったらレリビーもロングアンドワインディングロードも糞曲だよな

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 22:52:56

ギターソロはこっちに軍配をあげたい。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 22:56:23

>>17
釣れますか？

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 22:57:30

>>17
おれは無い方が好きだが

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 23:04:51

かってにオーケストラをいれたらポールが激怒してワロタ

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 23:19:45

アビーの１００倍は、ビートルズっぽい。
映画は、涙なくしては観れない。

CDも、聞いててジーンとする。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 23:21:11

Two Of Us超好き
個人的にビーの曲の中でベスト５に入る

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 23:22:28

アビースレにも書いたけど、アビーってBの音楽的
最高傑作だと思うんだけど、洗練されすぎていて、
もはやBじゃないんだよね。

このCDの方が、１００倍Bっぽい。
このCDを、後期Bの最高傑作とする人もいるけど、
理解できる。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 23:36:11

これよりあとにアビーロードが録音されたってのがなんか腑に落ちない。
これが最終形態って感じの終わりを感じるんだよね。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 23:53:03

>>17
レットイットビーはフィルが手がける前にシングルで出てるけど。

ロングアンドワインディングロードは、最初はフィルバージョンはいいと
思ってたが、時が経つにつれて何か変だと思ってきた。
ビートルズの曲には無かった置いてきぼりな感じ。
ギターの冴えが無いんだよね～？という感じ。
ネイキッド聴いて分かったコレだコレだ。凄くモダンでイイ。
ストリングス付けてもいいけど、ギターサウンドを消したらダメなんだよ。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 23:53:56

Dig itて映画のはなかなかｴｷｻｲﾃｨﾝｸﾞでいいと思うけどね。
ｼﾞｮﾝのやる気を感じるのはあれだけかも．．．。
何であんな形にカットするやら．．．

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 23:55:13

>>27
いや、Get Backのリードもなかなかいいと思うがな。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/02(金) 23:58:50

これにはDon't Let Me Downが入ってないのが痛いね
このセッションで一番いい曲だと思うんだが

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/03(土) 00:13:20

Across～は、アンソロ３のバージョンが一番いいと思う。
ツィターの音もレアリティーズに入ってるバージョンの
シタール（ヴィーナか、ひょっとして？）よりもずっと
この曲に合っている。キーもジョンの自然な声に一番近いし。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/03(土) 00:13:33

>>29
ドンレミのシングルヴァージョンはオーバーダブしてるよな？

24 · 2007/02/03(土) 00:51:35

>>29

禿同！

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/03(土) 01:26:38

ゲットバックはシングルのほうが
レットイットビーはアルバムのほうが

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/03(土) 09:20:58

TWO OF USだってシングルカットしてもおかしくはなかった曲。
あのハーモニーがなんとも。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/03(土) 13:09:36

Two of us良いね。1曲目にふさわしい

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/04(日) 10:48:31

録音は「アビー・ロード」より先。
まあどっちがラストでも今ではどうでもいい。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/04(日) 15:30:54

Two of usて他のグループの為に書き下ろした曲なんだよね、確か

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/04(日) 18:16:47

>>34
あのハーモニーって、ちょっとズレている気がする。
ワザとかな。
詳しい人教えて。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/04(日) 18:26:05

　たしかにﾗｽﾄ･ｱﾙﾊﾞﾑて雰囲気は『LET IT BE』からひしひし伝わってくるね。ｱﾙﾊﾞﾑﾀｲﾄﾙからしてﾊﾞﾝﾄﾞの解散を表すのに相応しいし、つまりﾒﾝﾊﾞｰをつなぐ糸は切れた、てことを象徴しているように読める。

ｱﾙﾊﾞﾑｼﾞｬｹｯﾄにしても、四人の肖像が別々に写され、それを一ヶ所に集めた形式。これは解散を象徴しているようにみえる。

　しかもその肖像が黒地に並べられてる。墓碑名っぽいよね。このﾃﾞｻﾞｲﾝが考えられた時点で解散が決まってたかどうかは知らないけど、今見返すと、ﾗｽﾄｱﾙﾊﾞﾑてしての様式が隅々まで施されてるよね。

　加えて曲目も、「Let It Be」は諦観を、「Long And Winding Road」は別離を、湛えてる。最後が「GET BACK」元いた場所にもどれ、でしょ。間に四人が燃え上がる最後の煌めきのようなﾊﾞﾝﾄﾞｻｳﾝﾄﾞ。

　どうみてもﾗｽﾄｱﾙﾊﾞﾑ。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/04(日) 18:38:57

>>39やっぱラストの雰囲気はアビーより感じるよね。
ゲットバックなんて本人たちを歌ってるんだろうな

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/04(日) 20:20:27

>>39
凄い！！！
そのレス、今までのどんな解説より説得力あるよ。
LET IT BE聴きたくなってきた。

ひょっとしてﾛｷﾉﾝに投稿していたとか?

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/04(日) 21:07:28

>>41
自演乙

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/04(日) 22:11:53

>>39
ふた昔前によく言われていた評論だとおもうよ

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/05(月) 00:26:16

フィル・スペクターのアレンジ云々が批判めいて言われるけど、THE LONG AND WINDING ROAD以外は
いたって普通と思うけどな。
今、DIG A PONY聴いているところ。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/05(月) 00:30:31

The Long And Winding Roadはどうしても好きになれなかった。
大仰過ぎて。
nakedバージョン聞いたら好きになったけど

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/05(月) 00:30:53

　考えるほどにこのアルバムには不思議な符号が見つかるね。先に挙げた点がそうだし、ｼﾞｮｰｼﾞの「I Me Mine」でも、まるで“どいつもこいつも「俺は、俺を、俺のもの」ばっかりでもうウンザリした”とでも言いたげな内容だ。

「Two Of Us」でのﾎﾟｰﾙとｼﾞｮﾝのハモりも解散を思い浮べて聴くと象徴的。
《君と僕には思い出がある。それは前に延びてゆく道よりも長い》なんて歌詞もね。

　このアルバムでのﾎﾟｰﾙの曲はｼﾞｮﾝに向けて歌ってんじゃないか、て勘ぐらせるものが明らかにある。不思議だよ。

　こういう勘繰りのほとんどは偶然の産物にすぎないんだろうけど、だからこそ余計に運命的なものをこのアルバムに感じてしまう。録音はこれよりあとの『ABBEY ROAD』が先にでて、先に録音されたはずのこっちが発表は後になったいきさつも全てね。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/08(木) 07:21:21

マギー・メイってイギリスの伝統的フォーク・ソング?

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/10(土) 03:18:03

>>47
ロッド・スチュ氏のマギー姪がいいですよ。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/10(土) 18:34:01

今聞いてる。死にたくなるときやっぱりこのアルバムが勇気をくれる唯一のＣＤだな。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/10(土) 20:07:50

レリビーのためのアルバムって感じ
単曲でも素晴らしいけど、あのアルバムの流れで聴いたらもっと素晴らしい

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/10(土) 20:13:51

One After 909かっこええ。
63年Ver.と続けて聴くとすげぇ成長したの分かるよねぇ

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/10(土) 23:39:46

ギターソロがロックンロールじゃなくてロックだ

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/11(日) 01:16:47

>>52
言い得て妙。
特にソロではないけど愛撫ガッタフィーリンとかそう思う。
ゲットバックは微妙。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/11(日) 19:04:58

アイヴガッタは、ポールとジョンが別メロ別リリックを同時に歌うところに萌えた

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/12(月) 11:15:32

>>54
あの時期を象徴しているのかも。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/12(月) 20:21:22

nothing gonna change my world・・・・

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/12(月) 21:55:15

Everybody had a hard year
Everybody had a good time
Everybody had a wet dream
Everybody saw the sun shine
Oh yeah, oh yeah, oh yeah

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/12(月) 22:35:01

>>57
やはり、かっこいいな

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/12(月) 22:40:50

>>57
全部過去形なのがいいね

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/12(月) 22:50:34

屋上でのIve Got A Feelingでｼﾞｮﾝ&ﾎﾟｰﾙによる平行ｳﾞｫｰｶﾙ直前のﾘﾌでｼﾞｮｰｼﾞがｼﾞｮﾝの方を見やり、ﾆﾔﾘと笑うｼｰﾝもいいね。

ノッテルのが伝わってくる。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/12(月) 22:55:56

Two Of Us
長い長い間、ジョンの作品と思ってました。いまはわかってる・よーーーん
なんてことないんだけど、好きな曲。
ヘネエチケーラジオで２０年以上前にビートルズ特集やったときの
ピアノ伴奏のLet It Beが最高に素晴らしかった。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/13(火) 14:50:57

「ゲットバック」の９０９はポールとジョンのボーカルが左右わかれてたが、
「レットイットビー」バージョンより良いような気がする。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/13(火) 17:00:06

get back版は久しく聴いてないが
実際のルーフトップでの立ち位置と逆だったような。
ブートにも拠るんだったかな。
俺はボーカルが一体になっているlet it be版の方が
二人の声がブレンドされてて好みだ。
get back版は二人の距離が離れ杉。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/13(火) 21:49:36

let it beは21世紀にも残るがリボルバーとかは微妙だな

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/14(水) 00:43:21

>>64
逆、釣り？

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/14(水) 20:21:44

>>65プｗリボルバー信者は感覚が鈍いねｗ

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/14(水) 21:03:29

実際レリビーは残るだろ

え、曲のことだろ？

**スロ男** · 2007/02/14(水) 22:39:23

》64は大丈夫か？
レットはどう考えても唯一の駄作だろ(もちビートルズレベルとして)、日本でアルバム売り上げNo.1なんて信じられん。アルバムはリボルバーの方が断然上だろ！

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/14(水) 23:00:34

売り上げの問題と関係ねーだろ新参。アメリカでも一番売れたアルバムのはずだがな。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/14(水) 23:08:06

>>68
アルバム「レットイットビー」は収録曲は傑作。

**スロ男** · 2007/02/14(水) 23:29:14

》69
売り上げ関係なく書いたスレだったのだが…。とりあえず自分の中ではアルバムのレットを聞くと限界を感じ、リボルバーを聞くと音楽の無限大な可能性を感じる。背景的な影響もあるとは思うが…。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/14(水) 23:34:20

自分のセンスのなさを肯定してlet it beを否定するとはひどいね

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/14(水) 23:50:02

とりあえずちゃんとレスアンカーつけろ

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 00:00:40

>>73センスのおっさんだからしょうがない。スレとレスの違いもわからんようだし。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 00:00:58

センスのない　ね

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 01:43:30

１５年くらい前までの一般的評価
レット＞＞リボ
今
リボ＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞レット

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 02:07:36

>>76
Ｌｅｔが特別に人気だったのは日本独自の現象だったんじゃね
タイトル曲はいまだに日本で人気あるしな。
そのため日本ではポール＞ジョンにつながっていた

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 15:25:09

ガキの時最初買ったアルバムがこれだったよ＜タイトル曲が有名だったから
危うく「ビートルズって糞バンド？」と信じ込みそうだったくらいに駄作に聴こえた
今はそれなりに味わいを感じるけどね

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 19:28:18

>>78
78氏にならえば俺もガキの頃（！）ｸﾗｽﾒｲﾄに借りて最初に聴いたﾛｯｸのｱﾙﾊﾞﾑが『LET IT BE』だった。
　そのとき受けた衝撃がなかったら、以後ﾛｯｸを聴き続けることはなかったと思うね。

それから『ABBEY ROAD』『Sgt.Pepper』『MAGICAL MYSTERY TOUR』『HELP!』『ﾎﾜｲﾄｱﾙﾊﾞﾑ』…と遡るように聴いたけど、やっぱり『LET IT BE』は鮮烈だった。アレが、ﾒﾝﾊﾞｰが気に入ってないとか、制作で揉めた、とかは後から耳にした。

　何でアレが鮮烈だったのか、思い返すと原因は色々あるだろう。

　まず、「Two Of Us」の前、ｱﾙﾊﾞﾑ冒頭に入ってるｼﾞｮﾝのふざけたような語り。音楽のｱﾙﾊﾞﾑであんな喋りが入ってることが不思議だった。妙に生々しく、人間的に思えた。つまり、NAKEDだった。あの剥き出しな感じは以後もそれほど耳にしていない。何か特別な意味を直感した。

　それは、日本の歌謡曲などには皆無な、芸術的な匂いを漂わせた。つまり、あの剥き出し感が、商業性の対角にあるような、ｱｰﾃｨｽﾄの存在感を感じさせた。

ｱｰﾃｨｽﾄの剥き出しな存在感、というのはﾛｯｸという表現の重要な要素だと思うが、期せずして俺は初めて聴いたﾛﾂｸのｱﾙﾊﾞﾑでそれを直感し、震撼させられた。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 19:50:20

　その剥き出しな存在感、てのが一つ、あのｱﾙﾊﾞﾑの魅力だと感じた。

　同時期に俺は映画『LET IT BE』をみた。そこで画面に映し出されたものも、まだガキだった俺がみたこともない、剥き出しな存在感を湛える人間達だった。彼らはそこで虚ろな目をしていたり、虚ろに笑っていたりしていた。

しかし、ﾘﾊｰｻﾙの場面から、そこで彼らが没頭していることが何か特別なものであることを俺は直感した。何か特別なもの、ていうのが何だったのか、彼らは音楽を創りだす過程で、初めて何かを実現することが可能な人間達だった。

　それを救い、と言ってもいいし、超越的な感覚、と言ってもいい。慰安と言ってもいい。とにかく音楽を創りだすことでしか得られない、触れられない何かを実現しようとしている。それが映し出されたあの映画はやはり特別なものだった。

　音楽が何なのか、ﾛｯｸが何なのか、核心的な部分を俺はあの映画によって、期せずして直感することになった。

　あのｱﾙﾊﾞﾑの作りもまた印象的で、ざっくばらんな作りになっていて、鼻歌もあれば喋りもあり。だけど、そこに漂う音に紛れもない何か本質的なものがあるのも確かで。とにかく一級品としか形容できないものがある。しかし、同時にけだるい虚無がある。

　矛盾しているが、そんな剥き出しな存在感にやられたのは確かだと今は思える。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 20:31:45

　それがガキの頃に抱いたあの映画、ｱﾙﾊﾞﾑの鮮烈さだった。
　で、今はどうかといえば、昔よりは映像に映る人間模様が読めるようになった。回想録なども読んで、内情が推し量れるようにもなった。
　
　しかし、それでなお変わらない印象も残ってる。
　あそこで、あの映画に残されている音楽の鮮烈さ、あのｱﾙﾊﾞﾑに残されている音楽の鮮烈さ。

　最後の屋上でのﾗｲｳﾞのシーンで印象的だったのは、周囲を行き交うｻﾗﾘｰﾏﾝやらOLとの落差で。一般人との対照があそこで浮き彫りになった。ﾋﾞｰﾄﾙｽﾞがどういう存在なのかがあそこで浮き上がる。

　最後に「GET BACK」のｱﾄﾞﾘﾌﾞでﾎﾟｰﾙ･ﾏｯｶｰﾄﾆｰは「また屋上でやってるのか！ﾏﾏに怒られるぞ！」「逮捕されるぜ！」など言いたい放題歌って終わる。ｼﾞｮﾝ･ﾚﾉﾝは「ｵｰﾃﾞｨｼｮﾝに合格したかな？」と挨拶する。あの二人のふてぶてしさは格好よかった。

　てな具合に、『LET IT BE』はやはりﾛｯｸのｴｯｾﾝｽである。今だにそれは痛感する。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 21:46:59

中坊の時に初めて見たジャケのインパクトは凄かった。
アイドル然のFAVがああなっちゃうだもんネ～。
あのヒゲ面をアップにしたセンスに脱帽....！！！！！

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/15(木) 23:14:58

ジャケの皆さん、欝な顔しているな・・・

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/16(金) 07:54:53

『LET IT BE』てやはりあの時期にしか創れなかったDEEPさと煌めきがあって。

　つまり、ﾒﾝﾊﾞｰ間の関係ボロボロ。ｼﾞｮﾝは明らかに人相が変で、相当ﾄﾞﾗｯｸﾞに溺れていたことが今みると解る。ﾎﾟｰﾙにしても、あの時期は特にキツかった、と回想録で語ってる。

夢に死んだ母親が現れて「なるがままになさい」と言葉を掛けてくれたことが「Let It Be」に結晶する。

ｼﾞｮｰｼﾞの「I.Me.Mine」にしても、悲観的な歌だし。あれもｼﾞｮｰｼﾞは歌で本音をぶちまけたとしか思えない。

　それぞれが何らかの暗礁に乗り上げていた。何とかしなきゃいけない、だが為す術がない。そういう行き止まりな感覚があって。それは映画によく出てるんだけど。

　ところがそんな時期に残された曲が、まばゆいばかりの光沢を湛えている。

ﾒﾝﾊﾞｰ自身が、あのｾｯｼｮﾝは糞だった、と思い出す。しかし、実は違うんだよね。残された曲はすばらしいわけで。

　けだるさと傷と、にもかかわらず生まれた名曲がｱﾝﾊﾞﾗﾝｽなんだ。そこがDEEP。

**ホワイトアルバムさん＠自治議論中** · 2007/02/16(金) 12:27:14

ライブ一発録りのクオリティ！＞LET IT BE