一般にWAR1ポイントにつき400万ドルが適正年俸と言われ、イチロー全盛期と言える2001〜2010年の10年間の累計WARは54.7ポイント。
よってイチローが本来受け取るべき適正年俸は、

10年2億1880万ドル

だったのです。
しかし実際にマリナーズがイチローに支払った年俸は

10年1億1200万ドル

でしかありません。
本来胸を張って受け取っても許される額を頑なに固辞し、適正額の半分しか受け取らなかった彼を、人は選手と呼ばず慈善家と呼んでいます。
彼の献身的な姿が焼き付いた背番号51は、いずれマリナーズの永久欠番になる事は間違いないでしょう。