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口腔内細菌の感染経路はほとんどが垂直感染だと考えます。
したがって、口腔内細菌そうが定まっていない幼児期を除き、たとえ他人のプラークが
口腔内に入ったとしても、その細菌は定着出来ないものと考えます。
これは、犬を使った歯周病の実験で確かめられています。(もう、忘れてしまいましたが)

口腔内感染はウイルス等の体内感染ではなくあくまで「体外感染」です。
簡単にうと、皮膚常在菌が他の細菌のけい皮的体内侵入をブロックしているのと同等と
お考えください。

また、ブラッシングを怠り、プラーク沈着による細菌そうの変化は、あくまで自己の口腔内
細菌の増殖によるものと考えられます。
つまり、どんな人でもすでに歯周病菌を持っています。(もちろん虫歯菌もですが)
歯周病になる、ならないはまず第一に歯周病菌の好む環境を作り上げてしまった宿主
(しゅくしゅと読みます)の問題です。