昨年の夏、子供(1歳女)を連れて満員電車に乗った時のこと。
乗ってすぐに子供がぐずりだし、周りの視線がに気なる中、
嫁と一緒にあやすも、大泣き、体をバタバタ…
電車の中は子供の泣き声が響く…
ふと気がつくと子供の真正面に立ってた若い女性が顔でわが子を
あやしてくれた。さらには後ろの座席に座ってた同じくらいの子供を
連れた夫婦が団扇で子供を仰いでくれてた。じきに子供は寝た。
夫婦いわく『うちの子もさっきまでぐずってたんだけど、仰いだら寝たんですよ』
って笑顔で。周りに若者が多い車内でいつ文句言われるかと思いながら
乗ってた電車で他人の優しさに涙でそうになった。
降りるときにその夫婦、周りにいた人に『すみません、ありがとうございました』
って言うとみんな、会釈で答えてくれた。
他人の温かさを久々に感じた時間だった。