実母との折り合いが悪く、3ヶ月の息子を連れて初帰省するも、
連日の愚痴シャワーに心も体も疲れ果て、高熱を出した私。
寝込む私に、さらに実母は、今日の赤ん坊の面倒は誰が見る、熱なんか出すのは生活がだらしないからだと愚痴り始めました。
ついにキレた私は、もう二度と帰ることはないと覚悟を決め、息子を抱えて、大荷物を抱えて、実家を飛び出しました。
高熱でフラフラ、泣きそうになりながら新幹線に乗り、デッキで二時間半グズる息子をあやし、やっとの思いで東京駅に到着、山手線に乗ったところ
年配の男性に声をかけて頂き、座る事ができました。
男性は息子に「ママとお出かけ、嬉しいなぁ。よく肥えてエラいなぁ、ママが頑張ってんだなぁ。」と話しかけて下さいました。
実家を捨てた不安と、小さい頃からの両親による虐待のフラッシュバック、高熱で限界間近だった私。
その言葉に、大きな勇気を頂いた気がしました。
血のつながりなどにこだわらなくても、世の中に愛は沢山ある、頑張って生きていこう!
あの日、そう決心することができました。