春休みで、公園も午前中から小学生が多くて1歳9ヶ月の娘を連れていくと、
ボールだの自転車だの気を付けないといけないものが多くて、正直面倒!と思ってた。
そんな中、娘が近くで遊んでた小学校高学年かな?という男の子の
バットとグローブに興味を持ってしまい、置いてあったそれに近寄ってじーっと見詰めてた。
「それはお兄ちゃんのだからね」と言い聞かせてたら、持ち主の男の子が来て
「触ってもいいよ。でも重いから気を付けてね」と、娘に持たせてくれた。
「おもーい!」と言う娘に「じゃあ、こっちは軽いよ、はい」と
今度はボールを二つ持たせてくれた。娘大喜び。
男の子は低学年?の弟クンと一緒で、家に帰るところだったようだから
すぐ返そうと娘に促したけど、ボールが気に入ってしまい離さない。
そうしたら一つのボールを指して「こっちのボールはよかったらあげるよ」と。
私が「あ!いいよいいよ!ごめんね」と返そうとしたら
「ううん、それ、実は僕もずっと前に拾ったボールだからいいよ!
でもこっち(もう一つのボール)は弟のだから返してね、ごめんね」
…結局一つ貰ってしまった。
この男の子、娘の目線まで下がって、ゆっくりともの凄く優しく話し掛けてくれてて
弟がいるから慣れてるとか、それだけじゃなく本当に優しい子なんだろうなと思った。
その弟クンも、ずっとお兄ちゃんの横でニコニコ見てて、
いい兄弟だなぁ…きっといい家庭で育ってるんだろうなぁと、私もなんだかほんわかした。
娘のおぼえたての「あーんと!(ありがとう)」に「はい!」と笑顔で応えてくれて
帰る時も娘のしつこいバイバイに振り返り振り返り付き合ってくれた。
娘、帰り道でも「にーたん、ぼーるもらたねー」と何回も言うくらい喜んでたよ。
本当にありがとう!そして小学生ちょっと…とか思ってた自分反省…。
そう思ってよく考えてみれば、この公園、携帯ゲーム持って来る子全く見ないし
男女混ざって遊んでる子も多いし、もしかしたらいい環境なのかも。