電力会社でもいろいろな部署があるが、原子力関係に進むには、厳重なチェックが行われる。
 まず反政府主義思想を持っていないかどうかを調べられる。
 本人だけでなく、家族や親戚、友人知人も極秘に調査される。
 それから入社すると、徹底的に嘘の原発知識を植え込まれる。
 何度も何度も同じ映像を見せられ、洗脳するかのように安全であると教え込まされる。
 だから原発関係者が、自爆テロのような危険行為をしても、不思議ではない。
 技術関係者にさえも正しい知識だけを教えるのではない。
 まずはじめに教えられるのは、原発反対派グループという得体の知れない危険分子のことだ。
 原発推進派は、徹底的に原発反対派の身辺調査を不正に行う。
 住所、氏名、性別、生年月日だけでなく、出身学校、家族親戚、あらゆる個人情報を収集する。
 情報収集の専門部署がある。
 原発に関するあらゆる論文が記録保存される。
 インターネットでも掲示板の書き込みや、ホームページに至るまで詳細に調べて、記録保存する。
 原発に反対する者を特定し、あらゆる弱点を探る。
 原発関係者は原発の危険性を知らないというよりも、安全だという嘘の情報を教え込まれているので、まるで北朝鮮工作員のようにそれが思想化している。
 原発に反対する者を無知だと決めつけ、何でも反対する愚か者だとしている。
 原発建設に当たっては、住民の安全性など考慮しない。
 一番の関心事は、議員の買収だ。
 裏でかなりの大金が動いている。
 議員にとっても原発は、莫大な金が手に入る宝石だといえる。