環境保護が必要だとよく言われます。
それは、今の環境をずっと維持していこうと言うことなのでしょうか?
だとしたら、それは恐ろしく滑稽な事です。
地球が誕生したときからずっと、地球の環境は変化し続けてきました。
よく二酸化炭素が増加していると言っては、大騒ぎしていますが、
地球が誕生した当時は、大気を構成していた物は、ほとんどが二酸化炭素だったのです。
それに比べれば、現在の増加量など微々たるものです。
また、よく人類が大気や水を汚染することについて、地球が泣いている
などと言いますが、本気で言っているのか?と疑いたくなります。
だってそうでしょう?その汚染をしている物質は、どこからきたのです?
地球の中からですよ。つまり、地球そのものなわけです。
つまり地球にとって見れば、その物質が少々状態変化し、その存在する位置を変えたに過ぎないわけです。
だから、地球が泣いているなんて、欺瞞もいいところです。泣いているのは、
地球じゃなくて人間でしょう。そんな感情を抱くのは人間だけです。
ようは、金と時間にゆとりのある人間が、自分の自己満足と、
今の居心地のいい環境を無くしたくないがために、そんなことを言っているのです。
おそらく一番地球を汚しているのは、自分達だと言うのに。
しかし、現実的にはそんな事は無理なのです。人類の総人口がこんなに増えてしまった今、
環境を変化させないと言う方が無理でしょう。更に、地球の公転軌道と、
太陽系の星雲内での動きも合わせて考えれば、ほとんど不可能でしょう。
リサイクルにしても、そのために消費されるエネルギーと、それが、
永遠にできるわけでないことを考えれば、ちょっとした時間稼ぎにしかならないでしょう。
つまり、私は、真に「未来の子孫のことを考えて」、行動すると言うならば、
これから、起こるであろう環境の変化に、いかに対応してゆくかと言う方向に
よりエネルギーと時間をつぎ込むべきだと思うのです。
みなさんは、どう思われますか?