下水処理場と合併浄化槽の性能格差は?
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0001アーグア
NGNG一般的にどちらのほうが処理能力が高いのでしょうか?
下水道がコレだけ普及するということは当然下水処理場なのでしょうか?
浄化槽も、各戸でもつ方が良いのか、小地域でもつのが良いのか
(EX.下水道未普及地域における集合住宅処理場など)どなたか
ご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください。
0002リン・チェンメイ
NGNGしかし、処理性能だけでははかりかねます。というのは
下水処理にかかるコストの大部分はカンロの問題だからです。
オンサイト処理はこの部分で非常に有利です。
処理をしなければならない土地の人口集中度や地形から
総合的に判断されなかければなりません。
近年は浄化槽も高度処理に対応するものがでてきました。
しかし、実際にどの程度処理できているかということについての
知見はほとんど「ない」と書いておきます。
今は設置した浄化槽の性能うんぬんより、
普及に力をいれている段階なのでしょう。
0003名無しさん@お腹いっぱい。
NGNG処理能力にばらつきが出てくるのではないでしょうか?
それとも、それくらいは許容範囲内なのでしょうか?
0004名無しさん@お腹いっぱい。
NGNG管が一本で済むので、管の工事費が安い。
大雨の時に、膨大な水を処理することになるので処理場が地獄を見る
分流式:雨水と汚水が別々の管
当然、管の工事費は高くなる。処理場は汚水に専念できて楽。
分流式と合流式のどちらを使うかは、地域全体の状況で判断されます。
で、それぞれの様式に応じて処理場を設計するから、大丈夫です。
0005名無しさん@お腹いっぱい。
NGNG0006処理場勤務
NGNG雨といを汚水管につないでいる家庭が多いので
大雨の時は分流式でも処理場は地獄です。
0007名無しさん@お腹いっぱい。
NGNG0008も
NGNG>分流式と合流式のどちらを使うかは、地域全体の状況で判断されます。
国としては分流式じゃないの?
これから合流式を作るってとこあるんでしょうか。
0009名無しさん@お腹いっぱい。
NGNG下水処理場を作ってみても仕方がないのです。
0010リンにゃお
NGNGもちろん、こらからは分流式が主流です。
でも、すでに合流で敷設されているところを
直すほどの余裕はないのです。
大都市で人口がおおいところほど合流になってます。
001110
NGNGというのは、処理水の水質は法的に決められていて
それ以上にも以下にもならないようにしているからです。
処理水をきれいにするつもりならいくらでもきれいに出来ます。
超純水だって宮水だって作ろうとおもえば作れるのですから。
(個人の浄化槽には基準はないけど)
だから単純に性能の比較には出来ない。
処理水の基準をきめるのはお上です。
0012浄化槽設備士
NGNG浄化槽は槽の規模に応じたメンテナンスが法で義務付けられているけど、
ほとんどザル法で、どれだけの設置者がそれを守っているだろう。
未処理同然でタレ流しにしている所、多いと思うよ。
例えば消毒槽の塩素剤補充なんかは怠ると全く効果なし。
その点、下水処理場は維持管理員が常駐していて、
放流水質も毎日測定しているから、はるかに安定していると思う。
0013名無しさん@お腹いっぱい。
NGNGコストも考えてください。
それから、川に放流するのに、なぜ超純水にする必要があるのですか?
0014処理場勤務
NGNGそうですね。
0015行政サイドの意見
NGNG下水が普及する理由は、
下水の整備が首長や議員の格好の公約になること。
また、受託する土建屋、プラント屋がそういう政治家を支持すること。
が最大の理由と考えられ
下水道行政全体が、土建屋、プラント屋の動向抜きには存立し得ない。
下水道未普及地域の集合住宅処理場・・・については、
結局、処理方式は標準活性汚泥法なので、下水道法に基づく終末処理場
と能力に差があるとも思えない。
農林水産省の、集落排水処理施設も同様。
水質汚濁防止法や、湖沼法、瀬戸内法に基づく特定施設にならない浄化槽、
(日平均排水量50m3未満、但条例による裾切り有り)
については、12氏の意見が妥当。
消毒槽をきちんと管理していても、負荷が少ない時期には過曝気によるpH低下等があり、
ある程度の規模がある浄化槽
(水濁法施行令別表1の「72」や指定地域特定施設、湖沼法のみなし浄化槽等も含む)
でさえ、その管理は難しいと思われ
0016浄化槽設備士
NGNGフローも処理方式も同じようなものですからね。
きちんとした設計計算に基づいて製造してますしね。
あ、ちなみに今私は内勤ですが処理場勤務です。
何ヶ月に一回のメンテナンスとはやはり一緒にはできませんね。
適正に管理さえしていればほぼ設計通りの放流水質が得られるんでしょうけど。
また、15さんの書き込みで思い出しましたが、
学校に設置してある浄化槽の夏休み等の長期休暇中の水量の激減や、
家庭用でも時間帯による使用量の大きな変動にも弱いと思います。
それを見越して算出した日平均、時間平均汚水量に基づき設計してあるんでしょうけど。
処理場は強制的に薬剤投入等による凝集沈殿分離をさせますが、
浄化槽はあくまで沈殿は自然に任せてますから水量が飛躍的に大きい時には
処理能力を超え、オーバーフローしてしまいがち。
実際には測定した事がありませんが。
ただ、近年、生活排水が水質汚濁の大きな原因となっており、
合併浄化槽を設置する事により汚濁負荷を抑える事ができる
・・・という掛け声の下、国庫からの補助を出したりしながら、
環境問題への問題提起と啓蒙効果だけはあると思います。
単なる環境問題に対しての広告塔の役割?に近いかも。
以上、何せペーパー設備士につき、発言に誤りがあったらお詫びします。
0017りんにゃろめ
NGNG13>
もちろん超純水にする必要なんてないでしょう。
コストを無視すれば大概のことはできる、と言いたい。
下水や集落排水、浄化槽が充実していても閉鎖系水域の富栄養化は
ずんずん進んでいます。お手上げといったところです。
原因は栄養塩といわれています。
通常の生物処理では栄養塩の除去はあまり期待できません。
リン濃度などは 0.03mg/lから栄養化が進むと言われてますから、
冗談抜きで純水れべるに処理しないとだめなんではないだろうか。
世界的にみてリン資源の枯渇が心配されているし、
先進国が大飯くらうから、栄養物質が集中してしまう。
日本は栄養たっぷりこってりのうんこちゃんです。
0018アーグア
NGNGたくさんレスいただき皆さん有難うございます。
・下水には合流式、分流式があり、分流式にしていく傾向。
・メンテナンスをちゃんとした場合、下水、浄化槽能力に大差は出ない。
・但し浄化槽の方が時間帯、時期により処理能力にばらつきがおおきい。
教えて君で申し訳ないですがさらに疑問です。
1.合流式の場合、「雨水で薄めて運子流すから基準値満たしてる」と言うことはないのでしょうか?
2.浄化槽工事と下水工事(処理場、水道)の工事価格は同じ戸数で見た場合には
やはり規模が大きい下水処理場の方がスケールメリットが出て安くなるのだろうか?
(行政サイドの意見さんの発言より)
3.汚泥はどのように処理されているのか?
4.リン資源を集めて輸出できないのか?(リンにゃろめさんの意見より)
勝手なこと書いて申し訳ないですが、引き続きお願いします。
P.S.栄養塩≒ミネラルと解釈してよろしいですか?
0019りんにゃろめ
NGNG基準をみたさなければいけない法的縛りはもちろんあります。
だけど、「満たしていればよい」という発想ではしょがないのです。
そんな発想が許されるのは小規模施設を設置している零細企業だけです。
合流の場合、大雨が降ると管渠のなかにへばりついてた汚いものも流れて
お掃除にはなります。長所はそこだけかもしんない。
つづく
0020リンぴよぴよ
NGNGどんな施設でも大抵の場合大型の方がおとくなのです。
しかしながらシベリアのようなところに下水道を敷設しても意味が無いように、
総合的に判断しなければなりません。一概には言えないのです。
3・下水汚泥は現状ではほとんど焼却されています。
もったないからなんかに使えないかと色々施行錯誤してます。
しかしながらどの方法もまだ商業レベルには達していません。
4・あちきは良かれとはおもうのざんすが、うんこをただ持っていっても
嫌がらせになちゃうべ。
嫌われないレベルまで処理されたもの(コンポスト)
とかは日本においてさえ馬鹿高いにゃお。
まして、日本よりビンボな他の国が購入してくれる訳は
無いのであります。タダであげるしかないのです。
この場合の栄養塩とは窒素とリンとおもってくだしゃい。
おたくはナニやってる人?
0021も
NGNG>合流の場合、大雨が降ると管渠のなかにへばりついてた汚いものも流れて
>お掃除にはなります。長所はそこだけかもしんない。
合流式の場合、初期降雨による路面負荷も一緒に処理できますぜ。
(どうせ大した量じゃないだろーけど)
分流式だと、雨水が全部流れるのでいわゆる面源負荷が処理できないっすよね。
ところで「汚泥を建設資材に再利用」なんて聞くけど、
風雨にさらされて削られて有害物質が流出したりしないんでしょうか…。
あと、下水と浄化槽のどっちが経済的に有利になるかの
境となる人口密度ってどれくらいか、誰か知ってる人いませんか〜
0022名無しさん@お腹いっぱい。
NGNG地形の影響も大きいし、工業などの排水も無視できない。
0023りんりんらんらん
NGNGそうですね、表面もきれいになるですね。
溶融固化といって手っ取り早くいうと高温で硬く焼しめています。
まず溶出しません。
(硬度もあるので建設資材化になるのかも知れない)
放射性廃棄物なんかにも使うテクです。
0024名無しさん@お腹いっぱい。
NGNGオイラ横浜の職員だけど。
中華街の管は脂でベトベト。ラード状態で固まってる。
課長は「オレの血管みたいだ」とか逝ってる。(藁
大雨の修羅場のさなかに、こいつが剥がれて流れてくると・・・
ウッキー!
0025も
NGNGだいたいのオーダーだけでいいんだけど…。
用途地域別とかで算定した研究とかないっすかね。
>>23
舗装材とかに利用、なんて話を聞いたことがあります。
でも舗装材の場合だと、長い年月でどんどん削られていきますよね。
そうすっと、有害物質を含んだ粉が風に乗って…。
ああそうか、アスファルト自体が有害物質だったっけ?
0026名無しさん@お腹いっぱい。
NGNGガラス化してるから、細かい粒子になっても生体内に重金属を分子として
取りこむ有害性よりガラス質のものを吸引することによる
有害性(じんぱいとかな)の方がしんぱいにゃん。
も>
下水設置費は処理場より甘露の方がぜんぜんお高いんだから
密度カラのアプローチより
地形による算定の方がよろしいでないか?
0027おいしい水
NGNG流域下水道の効果の例をひとつ。
そーめん「揖保の糸」で有名な揖保川は、その下流部で合流する林田川がメチャ
クチャ汚い(何とBOD=300)ために、かつて、揖保川の水質は、全国ワー
スト3位にランキングされていた。(1位と2位は、綾瀬川と大和川)
ところが、林田川に流域下水道が完備されたとたんに、近畿のベスト5位まで、
水質が改善された。
確かに下水道は効果がある。でも、下水道は金がかかる。
浄化槽の中でも合併浄化槽は、かなりの効果があるので、せめて、合併浄化槽を
普及させてくれ。
生活排水たれ流しの単独浄化槽や屎尿処理はあかん。
藤岡市、安中市、富岡市 あんたらのとこは、ほとんどが単独浄化槽か屎尿処理
やないか! そのおかげで、烏川が汚れ、利根川が汚れ、その汚い水を利根川下
流の住民は飲んでいるんだぞ! 何とかしてくれ!
ところで、秋ヶ瀬取水堰経由の水道水は、何でカビ臭がするのだろう? やっぱ
り、烏川が原因か? それとも利根大堰か? 秋ヶ瀬取水堰か?
もっと下流の水が臭いのは、渡瀬遊水池が原因らしいけど。
0028名無しさん@お腹いっぱい。
NGNGすごいなあ。下水道ってそんなに効果あるんだ。
0029名無しさん@お腹いっぱい。
NGNG下水道がスゴイというより、生活廃水を垂れ流すってのが
とんでもなく有害だってこと。
0030も
NGNG>地形による算定の方がよろしいでないか?
御意。
甘露は高いね。
施工するのに(管径mm×延長m×100)円ってとこですか?
そりゃちょっとやるだけで億いくわな。
ビバ一兆円産業。
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