うーん、僕は全然別の研究で様々な溶融塩をいじって来たけど、溶融塩の
腐食性は相当凄いですよ。磁性坩堝か白金坩堝を使ってもかなりダメージが
あったなぁ。

溶融塩処理は鉱物の洗浄に使うんだけど、シリカやアルミナすら消滅させてしまう。
しかも300℃程度の融点の融剤でも・・・。

無論、融剤にもよりますが、照射損傷もある原子炉の燃料管に高温の溶融塩
を入れるのがそう簡単にスケールアップ出来るとは眉唾ですねぇ。

FBRだって、熱伝導が良いのと、圧力を上げずに高温が取れるので有望株
だったんですから・・・・。

基礎研究を続ける事は重要と思いますが・・・・。