>>854
まず米国はオークリッジ国立研究所において単独の技術であっさり
開発できてしまった技術であること。
しかも実験運転中に一度の事故も起きていない。
ために世間に知られるチャンスがなかった。
また20年前ならトリウムの利用を知らぬ研究者はいなかったが、
資源量の問題も当時は増殖炉が解決すると信じられていたので
核燃料としての利用に一手間かかるトリウムは追いやられた。
溶融塩燃料以外の液体燃料の研究は全て失敗した。
ために溶融塩燃料もイメージが悪くなった。
熔融塩炉は低コスト体質である。建設製造も容易なら燃料加工も容易である。
ために業者にうま味が無い。よって倦厭された。