>>772
どこまで本気で聞いているのか分からないが、一応答えておくか。

「鉄鉱石と共存」とは、生態系に鉄元素が存在した状態で
生態系が正常に存続する、という意味で考えればいい。
たいていの水源には鉄イオンが微量に含まれているだろうから
「共存している」と考えていいだろう。それに、鉄原子は
動物にとって必須元素だ。もちろん、あまり多量に含まれて
いると水の味が悪くなるが。

「ボーキサイトと共存」は今のところ不明だ。アルミイオン
は生体内に蓄積すると悪影響があるとも言われているのだから。
ただし、アルミの不溶性化合物として生態系から隔離されて
いるのなら問題はない。(この場合、共存ではない)

オクロの話だが、元素が天然原子炉内に残留しているのなら
陸上の生物など生態系への影響は無いのだから問題はない。
問題は、大部分の核分裂生成物が散逸していること。
散逸すれば生態系への影響が考えられるわけだ。

ただし、散逸したからといっても、その核分裂生成物の
存在していた時期が生物の存在時期と重なっていなければ
共存しているとは言えない。それが>>742の話。

>>773
核分裂生成物は厳重に隔離されているので「生態系と共存」とは
言えない。こう言うとカリウム40の例を持ち出すのだろうが、
カリウム40のような非常に半減期の長い物質と核分裂生成物を
単純に同一視していいわけがない。