前述の横置き方式の人工バリア仕様において算出された酸素による平均
腐食深さ0.3 mmでの孔食係数は11以下と推定される。よって,最大腐食
深さは3.3 mm以下と推定される。この値は(4.1.1-16)式で推定された
横置き方式の酸素による最大腐食深さの推定値4.4mmよりも小さい。
したがって,孔食およびすきま腐食の進展を仮定しても,(4.1.1-16)式
を用いた酸素による腐食深さ評価は十分保守的 ALIGN="CENTER"であると
考えられる。