今の技術系管理職に、工具=破壊兵器という認識が
どれほどあるだろうか?(測定機器の類もそうだが)

正直、「考えたくない」と思っているのではない
だろうか。

確かに安全教育は、過去何十年続けてやってきた。
安全作業が効率性や経済性も伴うとの考えもあった。

でも、身内や関係者が犯行に及ぶことを考えたくない気持
ちは解るが、現実は厳しい。
多くの企業関係の犯罪で内部犯行の実例は多い。
電力会社とて例外ではない。

ましてや、
 ・社内での待遇が決して能力・実力主義ではないし、
  かと言って年功序列も崩れてきている
 ・希望を考慮した配員などは、一部だけ
 ・業務の負荷分散は進まず、組織間で差がありすぎ
な現状では、
不公平感が強く、動機はゴロゴロしており、
なにかと不満が爆発しやすい状態だ。

そんな状況だけど、
例えば、現場の送電所では、
夜間や休日に所員なら誰でも出入りできるだろうし、
工具や測定器や車両の持ち出しも可能だ。

まだまだ多くの企業では、性善説がまかり通っているが、
渦中?の、
田舎・四国の中でももっともすさんだ街、高松の乱れぶり
は、すごいものがある。この街は悪い流行が広まるのが
速い。田舎者に消化できない情報を与え続けた結果だ(w

行動に及ぶ条件は、まだまだ色々と揃っていると思う。
思いたくはないが、疑念は消えない。