痛みも苦しみも感じなくなってたんだろうね。
生きている実感さえなかったんだと思う。
犯人が誰か、なぜ街に立つようになったのか
彼女が死んだ今となってはすべて闇の中。
誰にもわからない。
自分が生まれてきていい時代なんてなかった
自分が生まれてきたことが罪なんだと気がついた瞬間から
体を売ることを決めた。
それが彼女なりの自分に対する罰の与え方だったのでは・・・
魂が消える瞬間、彼女は微笑んでいたんじゃないかな。開放される。
これで終わらせられるって。
彼女の奇行の中で外での放尿ってあったけど、
本人は外でしてるとかじゃなくって地球にオシッコかけてやってるって
感覚でしてたんじゃないかな。
すべて、あたしの想像。個人の想像でしか彼女のことは語れない。