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筒上の基礎とパネル状のフロート比べてみよう。

確かにフロートは海底への影響が少ないように見える。
しかし陽光を遮りその底部での植物性生物の活動に支障をきたす。
またフロート外壁に海草や貝類が付くと分泌成分で筺体を劣化させる。
それを阻害する為には忌避剤入りの塗料を使うがそれは有害物質だよ。
そして時化の日には流され岸に漂着する事も有る(三重県であったよね)
まぁこの中で一番大きい影響は陽光の遮断だ…

対する基礎方式は円筒形のケーソンを基礎とする。
陽光を遮る面積はメガフロートと比べると極めて少ない。
またコンクリート基礎は浮体構造物と違って貝や海草の付着を嫌わない。
逆にどんどん付けて漁礁効果を発揮してもらえば良い。

基礎の周囲に沈める捨石も同様に魚が隠れる隙間や貝、海草の付着場所を提供出来る。

工事期間は間違いなく環境に影響が出るだろう。
しかし工事終了後は数年でそれ以上の回復が期待できるだろう。