>>478
 GPプレスリリースより

  グリーンピースの軍縮問題担当者・ウイリアム・アーキンによると、まずこ
 の計画は実際に1991年に検討されていましたが、ソ連国内でのクーデター発生
 のため、実現しなかったものです。グリーンピースの目的は、「冷戦後の不安
 定な政情のなかで核兵器が簡単に流出することの危険性を明らかにすること」
 でした。
  グリーンピースに接触した旧ソ軍の兵士は、東独から手にいれたスカッド・
 ミサイルをグリーンピースに渡す交換条件として50万ドイツマルクを要求して
 きましたが、グリーンピースは、兵器に対して金は支払うことはできない、と
 答え、その兵士が非共産圏の国に亡命する手助けをする約束をしていました。
 「その兵士は、自国の核兵器が誰の手にもわたる危険性があることを示そうと
 していた。グリーンピースとしては、もし金を支払わずに核弾頭を手にいれる
 ことができたら、ひとつの国や団体や個人が金を支払った場合に、いったい何
 を得ることができるのか、ということを問いたかったのだ」とアーキンは述べ
 ています。

ソ連崩壊で未遂に終わったんだが、成功してたらどうなってたかな?
「直接行動」としてはかなりヤバイ部類に入ることは認めるが、ロシア
のずさんな核兵器管理が話題も言われていることで、もっと注目を
あつめてしかるべき問題であることは否定できまい。