イギリスの北海油田で、古くなったプラットフォームの海洋投棄をしようとしたら
GPの活動家がそこに立てこもった。やがてドイツのガソリンスタンドに火をつけ、
ドイツの首相がGP側についたので海洋投棄を中止した。GP本部の喝采がTIMESの
1面にのり、その直後、私の家にもGPのパンフと振込み用紙が郵送されてきた。
破り捨てた。

TIMESによれば、事前環境評価で、プラットフォームの海岸での解体より、
深い海への海洋投棄の方が環境影響が少ないとなり、イギリス政府の許可を
受けての海洋投棄だったのだ。このプラットフォームのその後どうなったかは
帰国したため知らない。

国際組織で1国を脅迫するやり口、宣伝と資金集めの巧妙さ、理性的な環境評価
を平気で踏みにじる行動パターンに、腹がたった。