■電力システム改革貫徹小委員会の中間とりまとめのポイント

 ・東京電力福島第1原発の廃炉費用は、東電の利益を基金に積み立て国が管理

 ・賠償費用の一部を2020年から送電線の使用量(託送量)に上乗せ

 ・通常の原発が早期廃炉を決めた場合、新電力も廃炉費用の一部を負担

 ・大手電力にコストが安い電気を供出させ、新電力に優先的に供給する「ベースロード電源市場」を19年度に開設

 ・環境に優しい再生可能エネルギーに証明書を発行し、付加価値を売買する「非化石価値取引市場」を17年度に開設