もんじゅ後継、議事録なし 官民会議、検証できず
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017010402000071.html

 経済産業省と文部科学省、電気事業連合会の幹部らが、二〇〇六年から一四年にかけて高速増殖炉の実用化に向けて話し合った「五者協議会」の議事録が作成されていないことが分かった。
協議会は開発体制や費用の分担のあり方などを原子力委員会に報告し、実証炉開発で重要な役割を担ってきた。
会合は非公開。議事録もないことで、核燃料サイクル政策の意思決定過程の一部が、検証不可能な「ブラックボックス」になった形だ。