チェルノブイリ原発事故から30年 −『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』の紹介
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kobayashiginko/20160331-00056038/

犠牲者総数について、IAEAとWHOは2005年時点で合計死者数では約9000人、
病人の数は約20万人に上る、としている。

一方、この本の執筆陣はベラルーシ、ウクライナ、ヨーロッパ側ロシアの汚染地域における
公式な人口動態統計を元に、死者数は事故発生後の15年間で23万7000人近くに達したと見る。

この3国以外の欧州とアジア、アフリカで死者数は46万2000人近くになり、北米の33万1000人
と合わせると、世界中では「ほぼ100万人」、「犠牲者は今後数世代にわたって、増え続けるだろう」。
読んでいて、息苦しくなるような表記である。