原発141 [転載禁止]©5ch.net
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0321名無電力14001
2015/11/26(木) 05:55:58.58http://diamond.jp/articles/-/82230
原子力の平和利用が輝いて見えた20世紀後半、高速増殖原型炉「もんじゅ」は
ナイーブな原子物理学徒の夢を形にした、未来そのものだった。
それが今や「あだ花」に終わろうとしている。
●20年もの足踏みを経て 今や人材と技術の墓場
日本原研が信用を失ったのはナトリウム漏れの火災を起こした時、
事実を隠し、嘘の報告をしたためことだった。
クレーンの落下事故のあとも、検査・補修体制の不備がたびたび指摘された。
それでも改まらない運営体制に規制委員会もさじを投げた。
装置も劣化する。原子炉は配管のお化けのようにうねうねとパイプが走っている。
高温の金属ナトリウムが流れる配管は劣化する。
継ぎ目にちょっとした不具合が起これば大事故につながりかねない。
20年止まったままの機械や組織がどんなものか。
リスクは日々増大し、人材が集まるはずもない。蘇ることはまずないだろう。
●アメリカの庇護下での「潜在的核保有国」の幻想
●止められなかったプルトニウム保有の「言い訳」
日本でも「もんじゅ」は金喰い虫になっていたが、止められなかっただけだ。
福島の事故から何を学んだのか。引導を渡された「もんじゅ」は、
日本の原子力行政の総崩れの発端になるかもしれない。
折しも日米原子力協定が2018年に30年間の有効期限を終える。
延長するか、新たな協定を結ぶか、ナシにするか。そろそろ考える時期が来た。
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