世界核被害者フォーラム 広島宣言を採択
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151123/k10010316941000.html

広島市で開かれていた核物質による被害を考える国際フォーラムが23日、最終日を迎え、
兵器だけでなくエネルギーへの利用も含めて、

「誰もが核被害を防ぐための権利を持っている」とする広島宣言を採択しました。

最終日の23日は、誰もが現在と将来において、核被害を防ぐための権利を持っていることや、
被ばくを伴う労働を強制しないことなどを求めた「広島宣言」を全会一致で採択しました。

この中では放射性物質による大きな災害が発生すると汚染が長期にわたるうえ、
廃棄物の処分の見通しもたっておらず、人類は核エネルギーを使ってはならないとしたほか、

核エネルギー政策を進める国家や、汚染を引き起こした事業者、メーカー、
それに株主なども被害を与えたときには責任を負うなどとしています。